ITエンジニアがプライベートで使ってるPCって結構気になりませんか？高スペックPCを自作しているんじゃないかと思いきやそうでもない人が結構多いんですよね。私個人が知ってる限りだと、いたって普通のPCを使っている人がかなり多くて、一昔前のメーカー製PCでリースアップした中古品を秋葉原で買って使っている人なんてのも結構います。
そんな自分のPCに無頓着なエンジニアですが、彼らには彼らなりのこだわりを持っている事が多いです。
エンジニアが一番こだわるのはキーボード
知り合いのSEで「PCのスペックを上げるよりも人間のスペック上げた方が効率が良い」というのを持論にしている人がいまして、まぁエンジニアらしいと言うか・・・。言いたいことは判りますけどね。
そんな彼がプライベートで使うPCは結構昔のMac miniで、なんでMacなのかを尋ねたら「Unixが動いているから」だそうです。Macが好きだからとかそういう軟派な答えじゃなくて安心しました。5年ぐらい使ってるけどもHDDからSSDに換装したからあと5年は問題ないとも言ってました。ほんとに無頓着ですね。
そんなPCスペックには無頓着な彼ですが、PC関連の物にお金をかけない主義とかではありません。液晶モニタは結構前に20万ぐらい出して買った27インチのIPS液晶ですし、キーボードは東プレのRealforceです。マウスはLogicoolのMX-Revolution(MX-RじゃなくてRevolutionです)で、マウスにいたってはすでに生産してないので予備機として新品を2個ストックしてあるそうです。
「PCのスペックを上げるよりも人間のスペック上げた方が効率が良い」と言う彼らしく、職場にもキーボードとマウスを持ち込んでいました。マウスはやはりMX-Revolutionで、キーボードは持ち運びを考えてHHKBの黒無刻印モデルです。コーディングしている分にはマウスは使わないからそこまでこだわってないけども、キーボードだけはちゃんとしたものじゃないと我慢ならないそうです。
彼曰く「コンピュータと人間の共同作業(プログラミングの事らしい)をする時に一番のボトルネックは人間。その人間の思考能力を上げるよりも、インタフェースの速度と精度を上げた方が即効性があり効率が良い。人間とコンピュータとのインタフェース部分にこだわらないでどこにこだわるのか。」だそうです。なので液晶モニタやマウス・キーボードに並々ならぬ情熱を注いでるんですね。
ちなみに、長時間座ることが前提の椅子にもこだわってまして、はるか昔、大塚家具のショールームに試し座りに行くのに付き合ったのですが、2時間迷ってバロンを購入してました。現在も使用しているそうです。
そんなこだわりの彼ですが、キーボードを買い替えたとの噂を聞きました。自宅と職場、両方のキーボードを変えたんだそうです。あれだけこだわっている彼の事なので余程良いものなんだろうと言うことで見に行ってきました。
そして驚愕しました。キーボードを自作してました。
ErgoDoxというキーボード
形は特殊で、右手と左手でキーボードが分離していて、肩幅の広さでキーボードを設置できるから姿勢に無理がなくなってかなり楽だと言うことでした。ちょっとだけ打たしてもらいましたが、たしかに姿勢は楽でした。キー配列に慣れたら良いのかもしれません。
彼もかなりお気に入りの様子で、他のキーボードには戻れないとのことでした（それじゃRealforce頂戴と言ったんですがそれは駄目でした）。
私もちょっとだけ欲しくなったので価格を聞いたんですが、パーツ揃えて自分で組み立てたけども、2台分で8万ぐらいだったそうです。さすがにキーボード1台に4万出すのはちょっと・・・。と思いましたが、せっかく彼に情報を聞いたので、一応リンク貼っておきます。
マニュアルだそうです。
https://www.ergodox.io/
パーツを売っている所は以下です。
http://falbatech.pl/prestashop/index.php
完成品を売ってる所もあって、パーツだけよりも若干高いらしいです。
https://ergodox-ez.com/
組み立てはHowTo動画がYouTubeにたくさんあるそうです。
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