ITエンジニアにお勧めする副業

ITエンジニアは給料が他の職種と比較して高いです。その割に浪費家と言うのは少ないんですね。忙しくて使う時間が無いというのもありますが、場当たり的にお金を使うのではなく、計画的に使っている人が結構多いです。

そんなITエンジニアは副業をやっている人が多いです。どの様な副業をしているのでしょうか。ITエンジニアの副業事情を紹介します。

不動産投資(大家さん)

若手のエンジニアで不動産投資をしている人はさすがに少ないと思いますが、30代になるとそれなりのお金が貯まってきて不動産に投資している人を結構見かけます。アパートを買って家賃収入を得る方が預金しているよりもはるかに利回りがいいんだそうです。

大手ITベンダに勤めていた友人は、結婚してから毎年中古のワンルームマンションを買い足していって、40になるころには10室以上持っていました。毎月の家賃収入だけで60万ぐらいだと言っていたので結構な稼ぎです。本業の方と合わせると年収が余裕の1000万超えで、奥さんの収入と合わせると2000万超えると言ってました。資産がどの程度あるのか興味津々だったのですが、さすがに教えてくれませんでした。もうちょっと稼いだらマンション全部売り払って田舎に引っ越して隠遁生活するんだー、なんて言ってました。そう考えると1億ぐらいは持ってるんでしょうか。羨ましい限りです。

給料の高いITエンジニアは他の業種の方に比べて不動産投資はやりやすいのかな、と思います。ローンを組まずに現金でやるならかなり利回りは良さそうです。


株・FX(トレーダー)


サラリーマンの副業として考えるなら株やFXをやってる人は多いと思うのですが、IT業界では不思議と見かけない気がします。どっちかというと投資信託をやってる人の方が多い気がします。やはり日中に仕事をしてますのでリアルタイムで取引をする必要があるトレーダーには向いてないんですかね。

とは言うものの、FXをやってる人はそれなりに居ました。海外の取引所が夜中も開いてますので24時間取引できますし、夜中と週末だけの取引でもそれなりに稼げたようです。だけどリーマン・ショックの時に大損して足を洗ってる人が多いですね。私の周囲だけだと思いますが。

また副業というよりも趣味に近いと思いますが、FXの取引をプログラムして行うシステムトレードというのがあるらしいです。こちらはやっている友人がいて、一応儲けは出るらしいのですが、大金突っ込む勇気は出ないそうです。自分の作ったプログラムで損するのは嫌みたいですね。もっと自分の実力に自信を持ったほうがいいと思うんですが。

システムトレードはともかくとして、仕事が不規則なITエンジニアは意外にFXと相性が良いのかもしれません。ただギャンブル的な側面が強いので、堅実に稼ぐというのからはかけ離れているのでオススメはしないです。

クラウドソーシング


最近増えてきているのがクラウドソーシングです。私がサラリーマンをやっていた頃はネット上で完結する仕事形態なんてほとんどありませんでしたので、クラウドソーシングなんて物は聞いたこともなかったのですが、私がフリーランスになってクラウドソーシングで仕事をするようになった頃には、普通に副業でクラウドソーシングで仕事をやってる人も増えていました。何も家に帰ってから仕事しなくてもいいのに・・・。

それでも最近はクラウドソーシングで副業をやってる人は全然見かけなくなりました。私も既にやっていないのですが、単価が安すぎるんですよね。完全に買い手市場になってしまっているので普通に仕事やっている人はまずやらない副業になってしまいました。

エンジニアですし、技術の安売りは自分自身の首を締める事になるので流石にできないですね。オススメしません。但し、経験の浅いエンジニアが自分の腕を磨きつつやるという観点であれば勉強になるしオススメします。小遣いぐらいは稼げますよ。

アフィリエイト


ネットの中で完結する仕事ですし、空いた時間でやる事ができますし、ITに詳しい現役エンジニアにもってこいの副業だと思うのですが、これも意外にやっている人が少ないです。但しこれは30代後半以上のエンジニアの話です。ちなみに私もアフィリエイトは今もやっています。

中年のエンジニアはやっている人が少ないアフィリエイトですが、20代の若い子達は結構やっているらしいです。若い子は臨機応変に動けるので素晴らしいですね。歳を取ると思考が停止してきているので応用がきかないです。

現在もアフィリエイトをやっている私からしてみると、アフィリエイトは稼げます。ただ安定はしていませんし継続してやり続ける事が重要なので、副業でやるならお小遣いレベル迄でしょう。友人でやりたがっている人がいましたので、簡単にやり方を教えましたが2ヶ月続きませんでした。現役エンジニアには向いてないのかもしれないです。

Webサービス開発


これもアフィリエイトの一種だと思いますが、Webサービスを公開してそのサイトから広告収入を得るというのをやっている人は数年前まで結構いました。が、最近は見かけなくなりました。Webサービスのメリットは一度開発してしまえば、そのサービスを使い続けてくれる人がいる限り、広告収入を期待できる所です。

ランニングコストもドメイン代とサーバ代程度なので年間1万円も掛かりませんし、数年前まではかなり活発にやっている人が多かったのですが、この数年で一気に居なくなりました。SEOが厳しくなったというのもありますし、サービスを乱発しすぎて食い合いになったというのもあると思います。それと同時に他の副業に流れるエンジニアが多かったからだと思います。

スマホアプリ開発


私の周囲でやってる人が一番多い副業がスマホアプリ開発です。数年前と比較してスマホのスペックが一気に上がり、それと共に副業でWebアプリ開発をやっていた人間もみんなスマホアプリ開発をやるようになってきていると思います。

スマホアプリと言うとゲームを思い浮かべてしまいますが、副業でやるなら流行り廃りに左右されるゲームではなく、実用的なアプリの方がいいらしいです。固定客が付きやすいので、それ程人気がなくても地味に売れ続けるらしいです。もちろんゲームアプリを開発している友人もいるのですが、こちらはあくまでも趣味で、ゲームを開発するのが好きでやっている人がほとんどですね。

ちなみに私はスマホアプリ開発はやっていないのですが、次になにかやるとしたら迷わずスマホアプリ開発をやると思います。スマホの普及具合を見るからに、やはりこのプラットフォームを無視できないです。せっかく開発が出来るんですからやるべきですよね。

もし私が現役エンジニアに副業を勧めるとするなら・・・


圧倒的にアフィリエイトをオススメします。スマホアプリ開発も良いと思いますが、まずはアフィリエイトです。

というのも、現在のアフィリエイトの主流はほぼ手作業ですので、エンジニアが参入する余地がありまくりだからです。周囲のアフィリエイターが手作業でやっている事も、プログラムを組めば数秒で終わらせることが出来ます。これだけで充分にエンジニアにアドバンテージがあります。

それに不動産や株やFXと違って元手が必要ありません。ほぼコストを掛ける必要がなく、周囲と比較して自分にアドバンテージがある市場があるのですから参入しなければ勿体無いです。

この記事を読んでいるエンジニアで副業を考えている方は是非アフィリエイトをやってみてください。オススメです。