みなさんは仕事ではRHEL使ってますよね。中にはsuseという人やdebianやubuntuという人もいるかも知れませんが、まぁ9割ぐらいはRHEL系(CentOS含)ですよね。
そんなみなさんはRHELの使い方をどうやって学びましたか?
ネット上にある誰かが書いたブログでしょうか?
絶対駄目ですよそれは。
プロなんですから正しい情報で勉強してください。
RHELのドキュメントはとても充実している
いろいろなLinuxディストリビューションがありますが、ソース系のディストリビューションを除くと恐らくRedHatのドキュメントが一番充実しています。知る人ぞ知る、というかインフラエンジニアという仕事についている人でも知らない人が多いです。一通り読むだけで結構勉強になりますので、まだ読まれてない方は一読されることをお勧めします。
RHELのドキュメントは以下になります。
Product Documentation for Red Hat Enterprise Linux 7
上記サイトにRHELの全ドキュメントがあります。商用なだけあってほとんど日本語化されてますし、スクリーンショットも使っていてかなり見やすいです。しかも公式ドキュメントなので内容に間違いがありません。勉強するのであればネット上にある情報を見る前に公式ドキュメントを見る癖をつけましょう。
特に有用なマニュアル
Redhatのマニュアルの中でも特に有用なマニュアルというのがあります。DLしてパソコンの中に入れておいた方が良いと思うのでピックアップして紹介します。システム管理者のガイド
https://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_hat_enterprise_linux/7/html/system_administrators_guide/各種OS設定からネットワークアプリケーションの簡易な設定方法から、まぁインフラエンジニアが仕事でやるような一般的な事はここに全て載っています。持ち歩いた方が良いでしょう。特にインフラエンジニア成り立ての人は全部くまなく読んだほうが良いです。
ネットワークガイド
https://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_hat_enterprise_linux/7/html/networking_guide/こちらもインフラエンジニア必携のガイドです。中にはネットワーク系の詳細な設定方法が載っています。あまりネット上には情報が無いボンディング等の設定方法もこのガイドに書かれています。
パフォーマンスチューニングガイド
https://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_hat_enterprise_linux/7/html/performance_tuning_guide/趣味のLinuxでは必要ないのであまりネット上にこのガイドに載っている様な情報はないと思います。
インフラエンジニアでも設計をメインでやる人向けです。各種カーネルパラメータの値の取り方から測定方法やらについて書かれています。構築系の人もエビデンス取るのに必要かもしれません。こちらもインフラエンジニア必携です。
まとめ
インフラエンジニアであれば、上記3つのガイドは基本的に全て目を通しておいた方が良いと思います。その他にもストレージ管理ガイドやLVMから仮想化までRHELで出来るような事はほとんどドキュメント化されてますので必要に応じて読むと良いでしょう。このマニュアル群の内容を全て把握すればRHCE辺りは余裕で取れると思いますよ。
資格を目指してる人は頑張ってください。